第2話 あなたのスタイルをかたちにする

2019年03月02日

このブログはWONDEROOMの"スタンス"を理解して頂きたいと思ってスタートしました。

"スタイル"ではなく、"スタンス"を理解して貰いたいというのがポイントです。


似ているようで全然違う

ちょっとだけ"スタイル"と"スタンス"の違いを説明したいと思います。


辞書的なもので調べてみると、

スタイル(Style)は・・・姿、格好、形、デザイン、体型、服装、表現上の様式や形式、表現手法、行動の仕方や考え方

スタンス(Stance)は・・・立場、立ち位置、態度、姿勢、見解、見方、取組み方、方針


日本語(カタカナ)的には似ているけど、その語源は結構違う。

スタイル(Style)の語源は、さかのぼってさかのぼると、Stylus(鉄筆)、Steel(鉄)、Stilett(短剣)、という"硬い"ものに行き着く。ファッションスタイルやライフスタイルは、個人の鉄のように揺るがない価値観のようなものということ。なんとなくイメージできると思います。

一方、

スタンス(Stance)は、stare=(地面に)立つというラテン語が語源になっています。

派生して Distance(距離)、assistant(補助)、などかなり多くの言葉が存在しています。

多くの言葉が存在している中での共通点は、「誰かと誰かの距離」「誰かが誰かの補助をする」といったように、登場人物が2人以上の場合に使う言葉が多いことです。


デザインのスタイル、デザインのスタンス、似ているようで全然違う。

スタイルとスタンスは、1人で成立するもの と 2人以上で成立するものという大きな違いがあると思います。

ちょっと小難しい話になってしまいましたが、これからが本題です。


スタイルを売るブーム

例えば、ロンハーマン。皆さん知っていると思います。

業界的にあのようなお店をライフスタイルショップと言います。

カフェがあったり、洋服が売ってたり、家具が売ってたり、本が売ってたり。

数年前からこのようなジャンルのお店が流行っています。


ロンハーマンは、ロンハーマンの提唱する"ライフスタイル"を売っているお店です。

ロンハーマン側に確固たる"スタイル"が存在して、それを買いに行く。


インテリアや建築、その他デザイン業界でも、

デザインする側に確固たる"スタイル"を持ってデザイン活動をしている方が多いです。

そのスタイルに憧れてインテリアやデザインを依頼するような形です。


スタイルを売る気がない

その一方、WONDEROOMには"スタイル"が全くないです。

WONDEROOM側に鉄の意思、形式、作風などは一切ない。

WONDEROOMはWONDEROOMのスタイルを売る気は一切ありません。


なぜなら、

スタイルを持つべきは WONDEROOM側ではなくて 依頼者(あなた)側にあるべきだからです。自分のお店や家を他人が考えた”スタイル”にしていくのはもったいない。


”あなたのスタイル"を探して汲み取って形にしていくことがWONDEROOMの"スタンス"です。


コンサートを開催します(例え話)

たまーに、

WONDEROOMのコンサートを観賞しに来たように"客席"に座ろうとする人がいます。

「いやいや、こっちこっち。 あなた指揮者よ。」と言いたくなります。


WONDEROOMにはスタイルがないから、あなたがいないと演奏できない。

常に"誰か"ありきで演奏、デザインをしています。そういうスタンスです。


できあがったものは"誰かのスタイル”でできたもの。


もちろんWONDEROOMがデザインした”誰かのスタイル”に惹かれて依頼してもらってもいいけれど、本当はWONDEROOMの"スタンス"に共感して、”自分のスタイルを形にしたい”と依頼してもらえことが一番嬉しいし、結果的に良いものができます。


あなたにもスタイルはある

「私には"スタイル"なんて無いから依頼していいのだろうか・・・」と思う人もいるかもしれないですね。

大丈夫です。

これからお店を始めよう、家をリノベーションしよう、そういう生き方をしている人には絶対に自分には見えていない・気づいていない"スタイル"があります。本当に"スタイル"が無い人は別の生き方をしています。だから大丈夫です。


それをうまく引き出して世界にひとつしかないあなたの世界観を持った空間をつくりますので安心して相談してください。


WONDEROOM 代表 鈴木 宏